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HTMLやCSSの用語のまとめ

今回は、Webサイト制作などで困った時に調べる際、検索エンジンで調べるわけですが、よく用語をど忘れしてしまう事があるので、そのための整理。一応、ど忘れしないようなものも記載。

HTML文

タグ

HTML文の構造の基本。HTMLのコードをこのタグで記述していく。
HTMLタグ:<html>~</html>
headタグ:<head>~</head>
bodyタグ:<body>~</body>
など

要素

親要素、子要素、兄弟要素、先祖要素、子孫要素などと使われる。

例1)親要素・子要素


<div>
  <p>これはテストです。</p>
</div>


この場合、<div>は、<p>の親要素。<p>は、<div>の子要素となる。

例2)兄弟要素


<div>
  <h2>タイトル</h2>
  <p></p>
</div>


<h2>と<p>は、親を<div>とした兄弟要素

属性

タグにつける指示のようなもの。

例)<img>タグ
<img src=”(表示する画像のパス)” alt=”テスト画像” width=”300px” height=”300px”>
この<img>タグに付与されているsrc,alt,width,heightなどが属性と呼ばれます。

CSS文

セレクタ

CSSを適用する対象となるクラスやID、タグなど

プロパティ

説明が難しいですが、設定値の事。以下に図で記載します。

CSS文の構造

CSS文の構造

CSS文の構造

なお、セレクタには9つの種類があります。

全称セレクタ

“*”アスタリスクを指定して、すべてのタグに適用するものです。

例)全体の文字サイズを16pxにする。

 

クラスセレクタ

HTMLのタグに「class」属性を付けた時、この「class」属性のついたタグに適用するものです。クラス名の前に、「.」を付けて宣言します。なおidセレクタと違い、同一名でもclassセレクタは何回でも設定できます。

例)class名が「example」の背景を黒にしたい場合

 

IDセレクタ

IDセレクタは、ページ内で唯一のユニークなIDにスタイルの指定を適用するものです。クラスセレクタと違い、IDは、ページ内で1回しか記述する事ができません。IDの前に、「#」を付けて宣言します。

例)ID名が、「main」のフォントサイズを24pxにしたい場合

 

タイプセレクタ

タイプセレクタは、要素名で対象を指定して適用するセレクタです。

例)pタグのフォントカラーに青を適用する場合

 

子孫セレクタ

子孫要素にスタイルを適用する。セレクタを半角スペースで区切ると、要素の下の階層にある子孫要素を対象にスタイルを適用する。

例)子孫要素のpにフォントサイズ24pxを適用する場合

div配下のすべてpタグに、フォントサイズ24pxが適用されます。

子セレクタ

子要素だけにスタイルを適用します。セレクタを “>”で区切ると、あるセレクタの直下の階層にある子セレクタを対象にスタイルを適用する。

例)子要素のpにフォントカラー赤を適用する場合

子要素にのみ適用されるため、ul>li>pには適用されない。

隣接セレクタ

直後に隣接している要素に対してスタイルを適用する。セレクタを”+”で区切ると、同じ階層の要素同士で、該当要素の直後で隣接している要素を対象にスタイルを適用する。

例)h2の要素の直後にあるp要素にスタイルを適用する場合

 

疑似クラス

指定した疑似クラスの状態になった場合に適用される。良く使うのは以下です。他にもあります。

:link疑似クラス未訪問のリンクに対してスタイルを適用
:visited疑似クラス訪問済みのリンクに対してスタイルを適用
:hover疑似クラスリンクの上にカーソルがのった場合にスタイルを適用
:active疑似クラスリンクがクリックされて離れた時にスタイルを適用
:focus疑似クラスフォーカスがあたった要素にスタイルを適用

 

例)リンクの上にカーソルがのった場合に色を青に変える。

 

疑似要素

要素の直前や直後に、子要素の順番、文字にスタイルを適用する。良く利用するのは以下です。他にもあります。

:before疑似要素要素の直前に内容を挿入する場合に使用
:after疑似要素要素の直後に内容を挿入する場合に使用
:first-child疑似要素最初に現れる子要素にスタイルを適用する(子要素全ての最初)
同じ数え方として、:last-child(最後)や、:nth-child(XX)(指定した箇所)がある。
:first-of-type疑似要素最初に現れる子要素にスタイルを適用する(該当セレクタの最初)
同じ数え方として、:last-of-type(最後)や、:nth-of-type(XX)(指定した箇所)がある。
:first-line疑似要素要素の最初の行にスタイルを適用
:first-letter疑似要素要素の最初の1文字にスタイルを適用

 

例):beforeと:afterの疑似要素を使い、文字を★マークで挟む。

 

コーディングしていくと、頻繁に使用されるプロパティや機能は、覚えていくのですが、「用語」や、使わないプロパティなどは、どうしても忘れしまうもの。調査内容が、マニアックな内容になればなるほど、「用語」を知らないと的確に調べる事ができず、ネットの中を回遊するはめに。そのため、今回は、「用語」を中心に記載させて頂きました。

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