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Codex CLIを使う

Codex CLI(コーデックス・シーエルアイ)は、OpenAIが2025年にリリースしたAIによるコーディング支援をコマンドラインで行えるツールです。
ローカル環境で生成AI(ChatGPT)を動かす事ができるので、ローカルの開発環境で生成AIを利用して、直接PHPやJavaScriptのコードを書いてもらう事ができます。

Web版のChatGPTですと、質問して、得た回答をコピペして張り付けるといった作業が必要ですが、Codex CLIではその作業が要らなくなります。

WordPressのサイト制作ですと、たった1行の指示で様々なコーディング作業を行ってくれるはずということで入れてみました。

なお、実行されたコードの動作確認やセキュリティチェックは開発者の責任で行う必要があります。結構使ってみると、Fatal errorが頻発する事があるので、利用する際には注意が必要です。

今回は、本Codex CLIの導入方法と利用の仕方を掲載したいと思います。

なお、「Codex」と「Codex CLI」は、別物ですので、ご注意ください。ローカル環境で開発作業を行うのであれば、「Codex CLI」です。

 

Codex CLIのセットアップ

なお、Windows11環境でセットアップしています。gitはインストール済みである事を前提で記載しています。

1.Node.jsのインストール

Codex CLIの動作環境であるNode.jsをインストールします。バージョン22以上が必要です。

①以下の公式サイトから Node.js v22以上(LTS推奨) をダウンロードしインストールします。

https://nodejs.org/ja

 

②PowerShellを起動し、インストールされているか確認します。

バージョンが表示されればインストールされています。

 

2.Codex CLIのインストール

①PowerShellの実行ポリシーを一時的に変更

PowerShellの実行ポリシーで「Codex CLIのインストール」がブロックされるため、実行ポリシーを一時的に変更します。

・管理者権限でPowerShellを起動します。
・以下のコマンドを実行しスクリプトの実行を一時的に許可します。

なお、PowerShellの実行ポリシーを変更しないで、Codex CLIをインストールすると以下が出来ます。

ご参考)
npm : このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため、ファイル (node.jsインストールディレクトリ)\npm.ps1 を読み込むことが
できません。詳細については、「about_Execution_Policies」(https://go.microsoft.com/fwlink/?LinkID=135170) を参照してくだ
さい。
発生場所 行:1 文字:1
+ npm install -g @openai/codex
+ ~~~
+ CategoryInfo : セキュリティ エラー: (: ) []、PSSecurityException
+ FullyQualifiedErrorId : UnauthorizedAccess

②Codex CLIのインストール

これだけでインストールは完了です。

③一応、スクリプトの実行許可をもとに戻しておきましょう。

 

Codex CLIの利用方法

1.git初期化

Codex CLIで作業を始める前に、「gitリポジトリ」を初期化しておかないとエラーになりますので、まずは、作業フォルダを初期化します。

①作業フォルダへ移動

xxxxは作業フォルダです。

②gitの初期化

 

2.ChatGPTアカウントでログインして利用開始

Webブラウザが起動するので、お持ちのChatGPTアカウントでログインするとCLI側に以下のような文言が出力されます。

● OpenAI Codex (research preview) vXXXX
→ バージョン情報
localhost session:
→ セッション情報
workdir:
→ 作業ディレクトリ
model: codex-mini-latest
→ 使用中のモデル
provider: openai
approval: suggest

なお、その他、今回は以下が出ていました。
Credit redemption request failed: 400 Bad Request
→ APIクレジットの自動付与に失敗
理由はわかりませんが動作に影響はないので、とりあえず無視しています。

 

3.Codexの利用方法

基本は以下2つのコマンドです。

該当作業ディレクトリのソースを解析し、回答を返してくれます。

 

プロンプトに対して、ソースを参照し、コーディングしてくれます。

 

PowerShellだとプログラムもかけるので、以下のような使い方もできます。

 

4.補足(履歴管理git)

履歴管理にはgitを使います。

①初回のファイル状態をコミット

 

②Codex CLIで修正した後に手動でコミット

 

③変更されたファイル一覧

 

④直前のコミット取り消し

 

⑤あるファイルを前の状態に戻す

functions.phpを戻しています。

後は、試してみて下さい。

 

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