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jQueryでvideo操作を行う時のポイント

トップページで動画を利用するサイトをよく見かけるようになりました。今回はjQueryでvideoタグ(動画)を操作する際のポイントについて記載しようと思います。以下のような処理を実装します。


・複数動画を違和感なく連続で再生させる。
・クリックしたら再生停止、再度クリックしたら再生を再開


なお、Webサイトで動画利用時はサイズなど検討の上ご利用ください。処理速度の遅いスマホやタブレットでは遅延したり、またサイズの大きい動画は当然ダウンロードにも時間がかかります。

 

1.videoタグの操作について(例:再生処理)

まずは、jQueryでのvideoタグの操作についてです。

◆HTML

 

上記のHTML文をそれぞれ、JavaScriptで再生処理を記載した場合、jQueryで再生処理を記載した場合のサンプルコードについてです。

 

(1)JavaScript

 

(2)jQuery
表現方法としては2種類あります。

jQueryのオブジェクトでは、配列のような形式で要素を取得するため、このような形になります。

 

2.複数の動画を連続で再生させる場合

【ポイント】
・再生完了イベント(ended)を起点に処理を実装する。
・つなぎ目を違和感なくするため、サムネイル画像を入れる。(poster属性)
・フェードインを入れる。

 

◆HTML

この後、処理を追加するためclass=”video_ctl_class”を入れています。

 

◆CSS

こちらのCSSは5つの動画を同じ領域に表示しています。

 

◆jQueryのサンプルコード

画面のロード完了(loadイベント)時に最初の動画(#video1)を再生させ、以降はended(再生終了)イベントをきっかけにそれぞれ順番に動画を再生しています。

これで違和感なく再生ができると思います。

 

3.動画クリックで再生停止/再生再開を実装

せっかくなので、次に動画をクリックしたら再生停止し、もう一度クリックされたら再生再開を行う処理を追加してみます。以下です。

◆jQueryのサンプルコード

全てのvideoタグにclass=”video_ctl_class”をつけているので、動画がクリックされたら当該イベントを受けた要素のオブジェクトを使って動画を再生しているなら停止し、停止されているなら再生する処理を追加しています。

 

4.実際の動画再生処理

実際に実装した動画です。(cssでcursol:pointer;を付けています。)

クリックすると再生が停止し、もう一度クリックすると再開します。

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