【PayPal】のサブユーザーへの権限の与え方
Web上での決済を実現する「PayPal」は、Webサイト上での決済が簡単に実現でき、海外でも広く使われている事から利用している方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、「PayPal」の各種ボタンを作成するための権限をサブユーザーに与える方法についてです。
ボタンによって与える権限が異なっていますので、ご紹介させて頂こうと思います。
(2022/2/14時点の記事です。今後改善される可能性がありますので、ご注意下さい。)
1.サブユーザーへ権限を付与する理由
自社サイトに、「PayPal」の決済ボタンを設置する際、「自社のPayPalアカウント」であれば、管理者権限が付与されていますので、「決済」ボタンの作成など問題ございません。
しかし、Webサイト制作事業者や、別の管理者へ「決済ボタン」の作成を依頼する場合においては、そのまま「自社のPayPalアカウント」のID/PSWDを公開してしまっては、セキュリティ上問題がございます。
そのため、Webサイト制作事業者や、別の管理者に対しては、専用のPayPalアカウントを払い出し、作業するのに最低限必要な権限だけを付与しなければなりません。
PayPalでは、このような利用シーンを想定し、サブユーザーの作成と権限を付与する機能を保有しております。
この権限は、決済ボタンの種類によって、与える権限が異なってきますので、間違えないように付与する必要があります。
2.サブユーザーの作成について
(1)サブユーザーの作成は、「アカウントの設定」から行います。「アカウントの設定」を選択後、「アカウントへのアクセス」を選択し「ユーザーの管理」の「更新」を選択します。
(2)ユーザーの画面にて、「ユーザーの追加」を押下し、新しいユーザーとパスワードを設定致します。
→これでサブユーザーの作成は完了です。
3.サブユーザーへの権限の付与について
(1)先ほどの「ユーザー」の画面で権限を付与したいユーザーIDを選択します。
(2)選択したユーザーの「権限」を選択し、「権限の追加」のボタンを押下する事で権限を付与する事ができます。
(3)付与する権限について
「決済ボタン」によって付与する権限が異なるので注意が必要です。以下に、「決済ボタン」毎に、最低限付与すべき「権限」を記載します。
①PayPal Checkout
以下の2つの権限があればボタンを制作できます。
・「APIおよび開発者向けサポートサイトへのアクセス」
・「メッセージセンターにアクセス」
②サブスクリプション(新タイプのサブスクリプション)
PayPalで新しく追加されたサブスクリプション用のボタンです。「自動支払いを設定」の権限があればボタンを制作できます。
・「APIおよび開発者向けサポートサイトへのアクセス」
・「メッセージセンターにアクセス」
・「自動支払いを設定」
③PayPalボタン
こちらは昔からあるPayPalの決済ボタンですが、「アカウント設定の更新」の権限がないとボタンを制作できません。
・APIおよび開発者向けサポートサイトへのアクセス
・メッセージセンターにアクセス
・アカウント設定の更新
なお、ボタンの制作は以下から行います。ログインする必要があります。
http://www.paypal.com/buttonfactory
これらがわかると安心して、別の方へ決済ボタンの作成を依頼する事ができるかと思います。
皆さまのお役に立てれば幸いです。
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